akippaと特Pに関して調べてみると・・・
手数料が安いから特Pがおすすめ!
という記事を多く見受けられませんか?
確かに、akippaと特Pの手数料は
- akippa:53.7%
- 特P:30%
なので、特Pの方が手数料は安いです。
そのため、仮に売上が1万円だとすると、手元に残る収益は・・・
- akippa:4,630円
- 特P:7,000円
となるので、2,370円も特Pがお得です。
一見すると、特Pの方が良く見えますが・・・
実は手数料の安い特Pを使うと、損するケースも非常に多いです。
事実、
特Pからakippaに乗り換えた方が収益が多くなりました!
というオーナーさんも多く存在します。
では具体的にakippaと特Pのどちらを使ったほうが良いのか?
私が実際にakippaと特Pで貸し出した経験から申し上げると・・・
以下の方法が最も効率良く駐車場で稼ぐことができる最善策になります。
- akippaと特Pを同時に登録する
- akippaで2ヶ月ほど貸し出す
- 特Pを1ヶ月貸し出す
- akippaと特Pの収益を比較する
- 収益の高い方を継続利用する
この方法を用いた結果、私はakippaを現在利用しています。
また、他の賢いオーナーさんはこの方法で無駄なく収益を稼ぎ出しています。
この記事では、
- akippaと特Pのサービス比較
- なぜ、akippaと特Pを同時に登録する必要があるのか?
- 管理人自らの体験談と他オーナーの実体験
- 具体的なakippaと特Pの登録手順
を解説します。
この記事を最後まで読んでいただければ、駐車場の稼ぎ出す収益を最大化し、月数千円ほどお得に駐車場を貸し出すことができるようになります。
目次
akippaと特Pのサービス内容を比較
akippaと特Pの特徴を比較すると以下のようになっています。
akippa | 特P | |
---|---|---|
手数料(報酬率) | 53.7%(46.3%) | 30%(70%) |
会員数 | 300万人 | 100万人 |
保険 | ・利用者の対人・対物保証の自動車損害賠償責任保険 ・akippaオリジナルの駐車場シェア専用保険が付帯 | ・利用者の対人・対物保証の自動車損害賠償責任保険のみ |
貸せる時間単位 | 15分ごと | 4時間ごと 月極での貸し出しも可能 |
月極・定期利用 | 休止中 | あり(車庫証明の発行も可能) |
オーナー登録費用 | 0円 | 0円 |
予約アプリ | あり | あり(※2023年9月13日より) |
決済方法 | ・クレジットカード(Visa/MasterCard/American Express/Diners Club/JCB) ・デビットカード/プリペイド式クレジットカード(Vプリカ)※JCBブランドはご利用いただけません ・携帯電話料金と合算しての支払い(docomo/au) ・PayPay | ・クレジットカード(Visa/MasterCard/American Express/Diners Club/JCB) ・デビットカード(J-debitはご利用いただけません) /プリペイドカード/バンドルカード ・PayPay ・d払い ※月極はクレジットカードのみ |
オーナー都合の予約キャンセル | 2,000円 | 不可 |
正直、上記の項目以外、akippaと特P共に大きな違いはありません。
では、上記の項目の中から、オーナーにとって大切な項目のみピックアップして解説してきます。
手数料(報酬率)は特Pの方がお得
再度、復習になりますが、akippaと特Pの手数料は以下の通りになっています。
- akippa:53.7%
- 特P:30%
手数料とは、売上の中から運営に取られる中間マージンのことを言います。
そのため、akippaと特Pのそれぞれの報酬率は以下の通りになります。
- akippa:46.3%
- 特P:70%
つまり、仮に売上が同じ1万円だったとすると、
- akippa:4,630円
- 特P:7,000円
が、オーナーの懐に入る収益額になります。
手数料率が23.7%も違うのは、地味にデカいな・・・
会員数はakippaの方が3倍ほど多い
駐車場を貸し出したとしても、借りる人がいないと売上を上げることはできません。
駐車場シェアリングサービスの中で、akippaは業界トップ、特Pは業界第二位の会員数になっています。
しかし、akippaと特Pの会員数は3倍ほどの開きがあります。
- akippa:300万人
- 特P:100万人
単純計算で、特Pの3倍ほどakippaの方が借りられやすい状況になっていますね。
akippaには専用の保険が無料で付帯されている
akippa、特P共に駐車場を借りたいユーザーには対人・対物保証の自動車損害賠償責任保険に加入されていることが義務付けられています。
そのため、利用するユーザーがあなたの駐車場を壊してしまったりした場合、基本的には保険がおります。
しかし、オーナーのあなたが利用者の車を傷つけてしまったり、自動車保険が下りないような事故が起きてしまった場合、特Pの場合、自己責任となってしまいます。
akippaの場合、akippaオリジナルの駐車場シェア専用保険が無料で付帯しています。
そのため、自動車保険が下りないケースも駐車場シェア専用保険でカバーすることができます。
akippaは損保ジャパンのグループ会社!保険会社ならではの充実したサービスになっています。
月極利用は特Pのみ
駐車場シェアリングサービスといえば、時間貸しがメインですが、特Pの場合、月極や定期での貸し出しも可能です。
長期利用(数ヶ月~数年)を前提としたプラン
車庫証明の発行も可能もですし、スマホ上で契約・解約を行うことができる
1〜3ヶ月くらいで借りたい人向けのプラン
最低単位は1ヶ月。事務手数料はなし。解約の手続きも不要(更新しなければ、自動解約)
そのため、近隣に月極駐車場のない住宅街の場合、特Pで月極で貸すことが出来れば、安定的かつ長期で貸し出すことが可能になります。
月極で貸したい場合、特P一択になるな!
akippaには専用の予約アプリがある
※2023年9月13日より特Pにも専用アプリがリリース!
駐車場を借りるユーザー目線だと、専用の予約専用アプリがあるakippaの方が使いやすいです。
特Pの場合、WEBサイト上からでしか駐車場を借りることが出来ないため、操作の手間が発生します。
一方、アプリのあるakippaの場合、ユーザーはアプリ上から予約・決済が簡単にできます。クーポン通知などが定期的にユーザーに届くので、利便性を考えるとakippaの方がユーザーにとって使いやすいサービスとなっています。
管理人も野球を見に行く時に駐車場を予約するのだが、なんだかんだでakippaのアプリが便利でつかってしまっているな・・・
akippaと特Pどちらが稼げる・・・?
これから駐車場シェアリングサービスを使って駐車場を貸し出そうとしているあなたにとって一番気になることは・・・
駐車場を貸したらいくら稼げるのか?
ではないでしょうか?
akippaと特Pの手数料は以下の通りになっています。
- akippa:53.7%(報酬率:46.3%)
- 特P:30%(報酬率:70%)
仮にあなたの駐車場の1ヶ月の売上が1万円だとして、単純に手数料を加味すると、
- akippa:4,630円
- 特P:7,000円
が、あなたの懐に入ってくる収益となります。
特Pの方が2,370円もakippaよりもお得になる計算です。
しかし、必ずしも手数料が低い特Pの方が稼げるとは限りません。
むしろ、akippaの方が稼ぎやすい場合も多いです。
なぜ、akippaの方が特Pよりも稼ぎやすい理由。
それはakippaの利便性と集客力が鍵となっています。
akippaの方がユーザーに利用されやすい
akippaの登録駐車場数は2021年時点で累計45,000拠点となっていますが、特Pに関しては具体的な登録駐車場数は公表されていません。
しかし、調べてみると明らかにakippaの方が特Pよりも登録駐車場数は多いです。
例えば、渋谷駅1.5km圏内の場合、特Pは20件ですが、akippaは37件登録されています。
次に名古屋駅1.5km圏内の場合、特Pは10件ですが、akippaは22件登録されています。
最後に梅田駅1.5km圏内の場合、特Pは4件ですが、akippaは73件登録されています。
もちろん、地域によっては特Pの方が駐車場が多い場所もありますが、基本的にはakippaの方が登録されている駐車場は多い状態になっています。
また、akippaには予約専用のアプリがあります。
アプリ上から簡単に駐車場を検索し、予約することができ、定期的にクーポンやお得な情報がアプリから配信されています。
このように、akippaの方が駐車場数が多く、アプリ経由から予約ができるため・・・
特Pよりもakippaの方が使いやすいサービスになっています。
会員数はakippaの方が3倍多い
手数料だけを比較すると、明らかに特Pの方が稼ぎやすいですが、そうならないのが駐車場シェアリングサービス。
手数料以外に収益に直結するのが集客力です。
まずはakippaと特Pの会員数をご覧ください。
- akippa:300万人
- 特P:100万人
2022年12月現在、akippaの方が特Pよりも会員数が3倍ほど多いです。
すなわち、単純計算すると・・・
akippaの方が特Pの3倍の集客力を持っていることになります。
そのため、同じエリアで同じ金額と同条件で駐車場を貸し出した場合、借りられる日数は3倍ほど異なる計算になります。
仮に、1日1,000円の駐車場代でakippaが18日、特Pが6日(akippaの1/3)借りられた場合・・・
- akippa:1,000円×18日×46.3%=8,334円
- 特P:1,000円×6日×70%=4,200円
このように集客力を加味すると・・・
akippaの方があなたの懐に入る収益が高い計算になります。
このようにakippaの方がユーザー数も多く、使いやすいサービスになっているため、特Pよりも集客しやすく稼ぎやすい状態になっています。
賢いakippaと特Pの登録方法
手数料は特P、集客力はakippaにそれぞれ軍配が上がっていることがわかった上で、次に具体的にどちらを使うべきか?を解説していきます。
結論から申し上げると、まずはakippaと特Pの両方を登録するべきです。
では、なぜakippaと特Pの両方を登録するべきか?
その理由と具体的な登録手順を解説します。
akippaと特Pを同時に登録する
まずはakippaと特Pを同時に登録します。
登録自体はどちらも合わせて30分程度で必要情報の入力が完了します。
また、その際に貸し出す駐車場の写真が必要になります。写真は登録審査に使われるのはもちろんのこと、ユーザーが借りる際に必ず見る部分になるので、写真の見栄えは重要になります。晴れた日のお昼ごろだときれいに撮影できるのでオススメです。
必要情報の入力と写真の登録が済んだら審査に入ります。審査自体は1週間ほどで完了するので、しばらく審査結果を待ちましょう。審査が完了したらようやく駐車場を貸し出すことができます。
まずはakippaで1~2ヶ月ほど貸し出す
登録と審査が完了したらまずはakippaで1~2ヶ月ほど貸し出してみましょう。
なぜ、最初にakippaで貸し出すのかというと、akippaの方が集客力があるからです。
いきなり集客力の低い特Pで貸し出すと、あなたの駐車場にどれくらいのニーズがあるのかを測ることができません。
そのため、まずは集客力の高いakippaで貸し出して、あなたの駐車場がどれくらい価格で貸し出したら、どれくらい借りられるのかを1~2ヶ月ほど効果測定してみましょう。
1~2ヶ月ほど経つとあなたの駐車場がだいたいどれくらいの値段ならどれくらいの日数借りられるのか?おおよそ分かってくるはずです。
次に特Pで1ヶ月貸し出す
次に特Pにてakippaと同じ価格で駐車場を貸し出しましょう。
「同じ価格」というところがポイントです。akippaで貸し出した時と異なる価格で貸し出してしまうと、比較することができません。そのため、akippaと同じ価格で貸し出しましょう。
恐らく、akippaの時よりも、借りられる日数が少なくなるかと思います。
ですが、それは特Pはakippaよりも集客力が少ないので当然のこと。
1ヶ月ほど特Pで貸し出して、どれくらい借りられるのかを効果測定しましょう。
akippaと特Pの収益を比較する
akippaと特Pでの貸し出しが終わったら収益を比較してみましょう。
一番大切なのは、いくら手元に残るかということ。
手数料の低さや集客力ではなく、最終的に懐に入る金額を比較します。
akippaの方が多く借りられていたけれども、特Pの方が収益が大きい場合もありますし、特Pだと借りられる日数が極端に少なく、akippaの方が収益が大きい場合もあります。
こればっかりは立地によるとしか言えません。
そのため、数ヶ月かけてakippaと特Pのどちらが収益を最大化できるのか試す必要があります。
収益の高い方を継続利用する
最終的には、収益が最大化できるサービスを継続利用し続けましょう。
この方法を用いて、akippaと特Pを比較すれば、あなたの駐車場が生み出す利益を最大化し、不労所得を稼ぎ続けることができます。
【体験談】akippaと特Pで実際に貸し出してみた
では、実際にakippaと特Pで駐車場を貸し出した結果、どちらが稼げるのかを実際に試してみました。
まずは管理人の私自らの体験談、そして次に他のオーナーの体験談を掲載しています。
体験談:祖母の空き家をakippaと特Pで貸し出してみた
私の祖母は2019年に他界しており、それ以降、空き家状態になっていました。相続問題の関係でなかなか売却話も進まず、2年ほど手つかずの状態でした。ですが、その間もかかり続けてしまうのが、固定資産税と都市計画税。毎年10万円ほどの税金の負担は非常にもったいないと感じていました。そこで、少しでも支払う税金の足しにしようと思い、「駐車場を貸してみよう」と思い立ったのが、akippaと特Pを使い始めた経緯です。
akippaと特Pそれぞれで駐車場を貸し出した結果は以下の通りになりました。
akippa:3,036円/月 = 500円/月 × 13日 × 46.7%(akippa報酬率)
特P:2,800円/月 = 500円/月 × 8日 × 70%(特P報酬率)
同じ値段で貸したところ、akippaの方が借りられる日数が多く、収益的にもakippaの方が多い結果になりました。
私の祖母の駐車場の場合、akippaの方が稼ぎやすいということが分かったので、akippaを継続的に利用をしています。
より詳しい内容に関しては過去の記事をご覧いただければと思います。
その他オーナーの体験談
Limo@旅するワイヤーアーティスト様
akippaの方が予約数は入ります。登録者数も特Pより断然多い。
ですが、売り上げの46.3%と低めの報酬。
そして、予約数が増える分、キャンセルとかも度々あったりして、ちょっとだけ気持ち的に振り回されます。
それに対して、
特pは予約も入りにくいですが、売り上げの70パーセント報酬。(振込手数料が引かれます)
結果、利益だけみると、若干ですが、akippaの勝ちかなってところです。
利益だけを考えるなら、akippaで相場より少し駐車料金を安めにすると、長期で借りてくれる利用者やリピーターがつくので、良さそうですよ。
もしくはakippaと特pの同時期の併用をすれば、利用者は増えるように思います。
(担当者に聞いてみたところ、ちゃんと管理してもらえば、問題ないとのこと。実際、やっているオーナーさんがほとんどみたいです。万が一、ダブルブッキングしちゃうと、金銭的なペナルティがありなので、要注意です。)
引用:https://note.com/limopiece/n/n8fbd82c297aa#79HjB
Limoさんの場合、利益ベースだとakippaの方が稼ぎやすいかったようです。akippaと特Pの同時併用という方法もありますが、管理が難しく、私も推奨はしていません。
不動産投資家のMDさんはakippaと特Pをうまく併用して、余すこと無く稼いでいるようです。管理人も時間があったらakippaと特Pを併用してうまく稼ぎたい・・・(ToT)
民泊を運営しているナントさんは繁忙期は特Pに切り替えているようです。閑散期は集客力のあるakippa。繁忙期は手数料の高い特P。このように切り替えるのも1つの手かもしれませんね。
まとめ:akippaと特Pをまずは同時登録しよう!
akippaと特Pどちらが稼げるか?
その答えは・・・
akippaと特Pを同時に登録して、数カ月間効果測定し、収益の高いほうを使い続ける
が、最も賢いakippaと特Pの使いこなし方になります。
本記事のポイントをまとめると以下の通りになります。
- akippaと特Pを同時に登録する
- akippaで2ヶ月ほど貸し出す
- 特Pを1ヶ月貸し出す
- akippaと特Pの収益を比較する
- 収益の高い方を継続利用する
akippaも特Pも会員登録と駐車場の登録は無料!
まずは会員登録から始めましょう!